VM-800HD-PCB
品名 (*1): 映像遅延メモリ カコロク メイン基板 VM-800HD-PCB
型式: VM-800HD-PCB
外形寸法: 82(W) × 14(H) × 90(D)mm(※突起部を含む)
入力: HD-SDI/3G-SDI ×1
入力フォーマット: 1920×1080 (60fps, 30fps), 1280×720 (60fps, 30fps)
出力: HD-SDI/3G-SDI ×1, HDMI ×1
出力フォーマット: 解像度 入力と同一, 出力信号 60fps, 30fps (入力と非同期)
遅延時間 (*2): 最大160秒
巻戻時間: 最大160秒
拡張操作: USBシリアルポート, デジタル入力ポート
推奨カメラ (*3):ホームビデオカメラ(Panasonic, JVCなど)
価格: 180,000円(税込 198,000円) ※希望小売価格
*1) メイン基板 VM-800HD-PCB について
VM-800HD-PCBは、VM-800HDから筐体を除いたメイン基板のみの開発者向け製品です。
当製品には電源基板は付属しておりません。
ご所望の方は、こちらより別途お買い求めください。
*1 補足) 電源基板 VM-800HD-SUB-POWER について
外部機器との接続やフットスイッチなど外部接点で操作する場合は、VM-800HD 電源基板 VM-800HD-SUB-POWER のご使用を推奨しております。
電源基板にはDC入力ジャックを搭載しており、ACアダプタ(DC5V 2.3A出力)の使用、および、電源スイッチによるON/OFFに対応しています。
また、デジタル入力ポート用にフォトカプラを搭載しているため、外部入力とVM-800HDメイン基板 VM-800HD-PCB 間の絶縁(アイソレーション)が可能です。
※詳しくは VM-800HD-PCB取扱説明書 の「オプションのアイソレータ&電源基板について」の項目をご参照ください。
*2) 遅延時間の単位設定について
遅延時間は、秒単位もしくは1フレーム(1/60秒)単位で設定できます。
秒単位とフレーム単位の切り替えは、ディップスイッチで操作できます。
*3) 推奨カメラについて
Panasonic、JVCなどの日本有名メーカーのホームビデオカメラのご使用を推奨しております。
スチールカメラや、海外メーカーの安価なビデオカメラをご使用の場合は、正常に動作しないことがありますので、ご注意ください。




同梱品目
カコロクメイン基板本体(×1)
電源入力用ケーブル(×1)
デジタル入力用ケーブル(×1)
取扱説明書(×1)
※電源基板、赤外線式リモコンは付属しておりません。ご所望の方は「製品お見積もりフォーム」よりお問い合わせください。
※HDMI to SDI変換コンバータ、3G-SDI BNC同軸ケーブルは付属しておりません。必要に応じて別途ご用意ください。
※カコロク用周辺機器・アクセサリは、当社の「公式オンラインショップ」からもお買い求めいただけます。
スポーツフォームの確認・分析に特化
映像遅延装置カコロク VM-800HD-PCBは、HD-SDI/3G-SDIビデオ入力信号を最大160秒間録画するためのメモリを搭載した、フルHD対応映像遅延装置カコロク VM-800HDのメイン基板です。
モニターとビデオカメラを当製品(カコロク)に接続するだけで、簡単に映像を遅延させて録画・再生表示できます。
録画中の遅延映像をモニター画面に常時表示する機能により、撮影した映像を「いつでも」「すぐに」確認することが可能です。
USBシリアルポートとデジタル入力ポートを搭載しており、外部スイッチやPCによる制御や、独自のプログラムでの操作にも対応しています。
さらに、モニターの画面上に2本のラインを表示させる機能を用いることで、録画映像の位置や動きを視覚的にハッキリと認識することができます。
カコロクシリーズ組み込み用基板は、産業用機器などのハードウェアに組み込んで使用できるため、設置場所に幅を取りません。
監視装置や録画装置をはじめとして、あらゆる動作・映像の確認・分析にご活用いただいております。
素早い動作の確認・分析に特化した、フルHD映像遅延再生(自動リプレイ)メモリを是非ご検討ください。
組み込み用基板:拡張操作による柔軟なカスタマイズ制御対応
■ハードウェア組み込み用基板
VM-800HD-PCB は、映像遅延再生システムを搭載した、映像遅延装置カコロクVM-800HDのメイン基板です。
ハードウェア組み込み用としてご活用ください。
■デジタル入力やUSBシリアルポートによる拡張操作に対応
外部スイッチやシーケンサ、パソコンなどの外部機器と連携させることにより、用途に応じた柔軟なカスタマイズ制御を実現します。
①USBによる拡張操作:
リヤパネルにMicroUSBコネクタを装備。USBケーブルで当製品とPCを接続することで、シーケンサ・パソコンなどから制御・操作できます。
Windows 7 以降、Linux (Ubuntu, Redhat その他) では、ドライバが自動的にロードされシリアルポートとしてアクセスできます。(使用デバイス:FTDI社 FT230X)
②デジタル入力による拡張操作:
リアパネルにデジタル入力ポートを装備。外部スイッチがある場合は、その操作でモード切り替え等の操作が可能です。
操作の際は、付属のコネクタをご使用ください。
優れた処理性能
映像の表示と保存:映像を画像メモリ(リングバッファ)に記録・録画しながら、同時に録画映像を再生・表示
高画質:1080P フルHD対応の高画質仕様
メモリ:1080P60Hzビデオ入力信号を最大160秒間録画するためのメモリを搭載
入力:HD-SDI/3G-SDI ×1
出力:HD-SDI/3G-SDI ×1、HDMI ×1



映像を最大160秒遅延再生表示可能
本製品の主な機能は以下のとおりです。
映像の遅延表示 (※1):
撮影中の映像を、最大160秒遅延させて録画しながらモニターに表示します。
録画映像は画像メモリに保存されており、設定した巻戻時間分だけ遡って繰り返し再生することが可能です。
遅延時間の単位は「秒単位」と「1フレーム1/60秒単位」の2通りに対応しており、ディップスイッチで切り替え可能です。
映像のライブ表示 (※1):
撮影中の映像をリアルタイムでモニターに表示しながら、最大160秒間録画します。
録画映像は画像メモリに保存されており、設定した巻戻時間分だけ遡って繰り返し再生することが可能です。
繰り返し再生 (※2):
録画した映像を最大160秒前から繰り返し再生します。
スロー再生:
録画した映像をスロー再生します。
1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60速の6通りの再生速度に可変可能です。
コマ送り・コマ戻し:
録画した映像を、1コマ 1/60秒毎にコマ送り・コマ戻し再生します。
2本のライン表示:
上下左右に移動・回転可能な2本のラインを表示します。
自分のフォームと理想のフォームとのズレがひと目で分かります。
※「録画」と「再生」の意味について
カコロクシリーズにおける「録画」「再生」は、一般的なVTR機器における「録画」「再生」と意味合いが異なります。
一般的なVTR機器における「録画」機能をお使いになる場合は、別途録画機やパソコンなどをご用意ください。(→詳しくはこちら)
※1
遅延時間と巻戻時間の設定可能範囲は以下のとおりです。
遅延時間 + 巻戻時間(繰り返し再生時間) ≦ 160秒
詳しくは本製品の取扱説明書をご覧ください。
※2
繰り返し再生時間は「巻戻時間」の設定値によって決まります。
遅延時間と巻戻時間の設定可能範囲は以下のとおりです。
遅延時間 + 巻戻時間(繰り返し再生時間) ≦ 160秒
詳しくは本製品の取扱説明書をご覧ください。
主な使用用途
スポーツのフォーム分析・コーチング:
導入事例:スポーツフォームの確認・分析および、教師・監督から生徒へのコーチングに活用
導入場所:ゴルフ、弓道、バスケットボール、バレーボール、体操などの各施設・学校教育機関
試合の戦略分析:
導入事例:試合映像の分析・戦略に活用
導入場所:ゴルフ、弓道、バスケットボール、バレーボール、体操などの各施設・学校教育機関
競艇・競馬等のレース判定:
導入事例:レース判定・ゴール確認に活用
導入場所:サーフィン、ボートレースなどの各施設
※これはカコロク活用方法の一例です。
日本代表選手のトレーニングにも導入

生徒が自分の映像を見た途端に
目を輝かせて練習し始めます!
自分のフォームを知ることで
明確な目標ができて
スポーツが楽しくなります。
体育の授業などで
スポーツに苦手意識がある生徒たちも、
カコロクを利用することで
少しずつスポーツが好きになっていく
というお声をよく頂きます。

ゴルフやバスケットボール、弓道、野球、サーフィンなどをはじめとした
プロのスポーツ選手は、
投球やスイングフォームを
綿密に確認するといいます。
まさに、スポーツ上達の近道は
まず基礎であるフォームを
しっかりと学ぶことが大切です。
フォーム確認・分析に特化した
カコロクは、
日本代表選手をはじめとした
多くのプロの選手が
ト レーニングに導入しています。

自身のフォームを確認するのは
難しいものです。
そんな時に活躍するのが
映像遅延装置カコロクです!
カコロクはお手持ちの
ビデオカメラやモニターに
接続するだけで
撮影したフォームを
簡単にチェックできる優れもの。
全てのスポーツ選手の必需品
と言えるでしょう。
一般仕様
入力
HD-SDI/3G-SDI ×1
SMPTE292M(1.485Gbps)
SMPTE424M(2.97Gbps)
入力フォーマット
1920×1080/60/P
1920×1080/59.94/P
1920×1080/60/I
1920×1080/59.94/I
1920×1080/30/P
1920×1080/29.97/P
1280×720/60/P
1280×720/59.94/P
1280×720/30/P
出力
HD-SDI/3G-SDI ×1
SMPTE292M(1.485Gbps)
SMPTE424M(2.97Gbps)
HDMI ×1
出力フォーマット
1920×1080/60/P
1920×1080/60/I
1920×1080/30/P
1280×720/60/P
1280×720/30/P
解像度は入力と同一となります。
フレームレートは60fpsまたは30fpsで、入力とは非同期です。
59.94fpsまたは29.97fpsで入力された場合、それぞれ60fps、30fpsで表示されます。
動画表示中、フレームのスキップまたは同一フレームが繰り返されることがあります。
拡張操作
USBシリアルポート ×1
デジタル入力ポート ×1
録画方式
YUV 4:2:2 デジタルメモリ (MOTION JPEG)
遅延時間(*)
最大160秒[秒単位もしくは1フレーム(1/60秒)単位で設定可能]
巻戻時間(*)
最大160秒
電源
DC3.3V 2A
消費電力
3W
外形寸法
82(W) x 14(H) x 90(D) mm(※突起部含む)
動作環境
温度 0℃~40℃
湿度 20~80%(結露なきこと)
保存環境
温度 -20℃~60℃
湿度 10~90%(結露なきこと)※非梱包状態にて
腐食性ガス
なきこと
(*) 遅延時間と巻戻時間の設定可能範囲は「遅延時間+巻戻時間 ≦ 160秒」です。